そのメールによると、業者以外の取引はマルモパーツさん(秋葉原ラジオストア)を通してもらっているということで、あらためてマルモパーツさんのほうへメールし直して見積もりのお願いをした。
一週間程してマルモパーツさんに下記のとおり回答をいただいた。
『見積回答です。
40F40L=94CC(加工付き)
単価1個~¥12,100円
5個~¥5,800円
納期 発注後1~1.5ヶ月です。
尚、この商品は受注生産品の為、前金制になります。』
正直な話し、一個¥3,000円程を期待していたのですが、やっぱ結構高いです。
4個以下の単価¥12,100円はさすがにないとして、5個買うと計¥29,000円です。
ふと5個買う金額にもう¥20,000円ほど上乗せするとプロクソンのフライスマシンが買えるなぁと思いました。
フライスマシンがあれば自分でヒートシンクの加工がで出来るます。
ヒートシンクの加工にとどまらずアンプケースの加工やら何やら使いたい用途はいろいろあって。
今後のことも考え、フライスマシンの購入を決意しました。
とりあえず購入費用が貯まるまで待つことにして、マルモさんからは素材になる未加工のヒートシンク(一個¥1,200)だけを二個購入することにしました。
5ヶ月後。
プロクソンのフライスマシンを購入する。
友達が被災地の被爆した地区に取り残されたネコちゃんとか動物たちの救援、救助活動をしています。
ツイッターで活動資金の援助の呼び掛けを見る度に、カンパに協力できない、やましい気持ちを感じながらも、わたしは心を鬼にしてフライスマシンの購入費用をヘソクリましたよ・・・・。
で、ようやくフライスマシンさまを我が家にお迎えすることができました。
正確にいうとミニ・フライスマシンだけど。ミニね。
こちらでお得なセット販売をしていたので迷わずそのセットで購入しました。
元値で九万円に近いのがナント¥51,400-です。
サンキュー!!
プロクソン・フライスマシン No.16000。 |
ヒートシンク加工中。 予想はしていたが削りクズがすごい。 |
右が加工前のヒートシンク素材。 左が加工の済んだヒートシンク。 刃の回転痕で光が反射して見ずらいですが、表面は平らです。 |
加工した部分の拡大写真。 中央の薄い出っ張っりがTAS5630のICチップに乗っかる。 その両側にある出っ張りが基板に固定するための部分で、 M3のビス穴がきってある。 1mm以下の精密な加工もフライスマシンならお手の物。 |
じゃ~~~~ん。 ヒートシンクが取り付けられて完成したTAS5630パワーアンプ基板。 |
慣れないフライス作業で加工に四時間もかかりましたが、特に失敗もなく出来上がりました。
回転痕が割と目立ちます。
表面仕上げを施せられればさらに良いのでしょうが、そこは今後の課題ということで、とりあえず今の状態でも使用に差し支えは無いだろうと判断して基板に取り付けることにしました。
いよいよTAS5630パワーアンプ基板が完成しました。
あとは600Wのスイッチング電源モジュールを用意する必要がありますが、そのためにまたへそくりを貯めなければいけませんね。w
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フライス購入とは、参りました。
返信削除私の方は、なんだか忙しく進みません。